J-Moss対応

J-Moss(JIS C 0950 : 2008)に基づく製品別情報
2025/11/01

J-Moss規格(JIS C 0950 : 2008)について

JIS C 0950 : 2008 :電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法
The marking for presence of the specific chemical substances for electrical and electronic equipment

 

制定の趣旨

この規格は、電気・電子機器に含まれる特定の化学物質の含有表示方法を標準化することによって、サプライチェーンおよびライフサイクル各段階の事業者における特定の化学物質の管理の改善を促進するとともに、一般消費者の皆様の理解を容易にし、資源の有効な利用の質の向上および環境負荷の低減を図り、適切に管理された電気・電子機器をより普及させる事を目的としています

 

規格の概要

電気・電子機器に含まれる特定の化学物質の含有率が、含有率基準値を超えている場合に、機器本体、機器の包装箱およびカタログ類へ「含有マーク」を表示する事について規定しています。

一方、次の場合、「グリーンマーク」を任意で表示してもよい事になっています。

(1)すべての算出対象物質の含有率が、含有率基準値以下である場合。

(2)一部の算出対象物質が含有マークの除外項目に該当し、かつ、それ以外の算出対象物質の含有率が、含有率基準値以下である場合。

 

対象機器

(1)パーソナルコンピュータ、(2)ユニット型エアコンディショナ、(3)テレビ受像機、(4)電気冷蔵庫、 (5)電気洗濯機、(6)電子レンジ、(7)衣類乾燥機

 

特定の化学物質と化学物質記号

(1)  鉛(Pb)、(2)水銀(Hg)、(3)カドミウム(Cd)、(4)六価クロム(Cr(VI))、(5)ポリブロモビフェニル(PBB)、(6)ポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)

 

資料ダウンロード